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リコーとコペルニクが、国連ボランティア計画と連携し、社会課題現場の360度情報コンテンツを拡充します
2021年04月21日

株式会社リコーと一般社団法人コペルニク・ジャパンは、360度カメラ「RICOH THETA」を活用した社会課題解決への取り組みで連携していますが、このたび国連ボランティア計画(UNV)をパートナーに加え、社会課題の現場を伝える360度映像コンテンツを拡充します。

 

2021年1月に第一弾として実施したインドネシアにおける「社会課題の現場を360度映像で捉えるVR for SDGsキャンペーン」では、環境汚染や安全でクリーンなエネルギーへのアクセスなど、社会課題に直面する人々の現場をTHETAで撮影し、現場の状況を360度映像で理解できるコンテンツ制作に取り組みました。

 

今回の第二弾は、4月21日から開始し、UNVから派遣されている8,000名以上の国連ボランティアメンバーを対象とすることで、対象地域を限定せずグローバルで社会課題の現場を360度動画で撮影します。応募者の中から10名を選出し、リコーよりTHETAを、コペルニクからは、動画撮影やストーリー作りのトレーニングを提供します。これらの360度映像コンテンツは、コペルニクが構築する「VR for SDGsプラットフォーム*」に掲載し、コペルニクが連携する企業のリサーチ活動や、大学などの教育現場で活用します。また、オンラインイベントも開催し、動画を紹介、解説することで、より多くの皆様に社会課題及びSDGsへの理解を深め、その解決策を生み出すきっかけづくりを行います。

 

今後もリコーとコペルニクは、社会課題の現場を360度映像で捉えたコンテンツの量を増やしていくと共に、多くの人々に活用していただくことで社会課題の理解醸成と社会課題を解決するアイデアの創出に寄与してまいります。

 

*VR for SDGsプラットフォーム:コペルニクと官民のパートナーの皆様で開発中のSDGsに関する3D、2D動画、参考資料からなるウェブサイト。オープンソースで世界中からコンテンツを集め、社会及び環境課題への理解を現場レベルで深め、ソリューション開発へつなげることを目指しています。

VR for SDGsウェブサイト(英語)

 

<連携する取り組み概要>

‐ リコーから「RICOH THETA SC2」を10台提供

‐ UNVの行う動画コンテストにおけるリコー及びコペルニクによるトレーニング等の支援

‐ コンテスト入賞者の動画をVR for SDGsプラットフォームに掲載

‐ オンラインイベントを開催し、企業や教育現場での活用方法を指南

 

 

<関連情報>

・コペルニク・ジャパン:https://kopernik.info/jp

・リコーニュースリリース「リコーとコペルニクが社会課題への取り組みで連携」:https://jp.ricoh.com/release/2021/0113_1/

 


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